トロント(カナダ)、4月29日(EFE) – カナダのタンブラーリッジで発生した銃乱射事件の犠牲者7家族が、犯人の自殺に加え、8人が死亡したこの事件で、米国サンフランシスコの裁判所にOpenAI社を相手取って訴訟を起こした。
訴状では、生成型人工知能(AI)チャットボット「ChatGPT」を開発したOpenAI社が「銃乱射事件に関与した」こと、そして「事件を阻止できたはずであり、阻止すべきだった」と主張している。
2月10日、18歳のジェシー・ヴァン・ルーツェラー容疑者は、カナダ西部の小さな町タンブラーリッジの学校で、児童5人と教師1人を殺害した。精神疾患を抱えていたこの少女は、同日、母親と兄弟も殺害している。
事件後、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、OpenAI社が事件の数ヶ月前から、犯人とChatGPTシステムとの間で不審なやり取りを検知していたにもかかわらず、カナダ警察に通報するほど深刻な問題とは考えていなかったことを明らかにした。
カナダのテレビ局グローバルニュースによると、7家族が起こした訴訟では、OpenAIのスタッフが、ヴァン・ルーツェラー氏とチャットボットとのやり取りについて、同社の幹部にカナダ警察への通報を要請していたと主張している。
原告側は、OpenAIが当局への通報を拒否したのは、通報すれば「前例が作られ」、セキュリティチームが「現実世界での暴力行為を計画しているユーザーを特定するたびに」法執行機関に連絡しなければならないという義務が生じると考えたためだと主張している。
訴訟ではさらに、「OpenAIが必死に隠そうとしていた事実、すなわちChatGPTは同社が主張するような安全で不可欠なツールではなく、開発者自身が日常的にユーザーを人命への脅威とみなすほど危険な製品であるという事実が、ついに世間に明らかになるだろう」と述べている。
この訴訟は、OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏が、当局への通報を怠ったことについてタンブラーリッジに謝罪してから6日後に米国で提起された。
4月23日付で地域社会に宛てた書簡の中で、アルトマン氏は犠牲者の家族に「心からの哀悼の意」を表明するとともに、銃撃犯のアカウントで不審な活動を検知したにもかかわらず、警察に通報しなかったことを認めた。その後、当該アカウントは停止された。EFE
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