フィリピン、マニラ発 ― 人工知能(AI)が生成したコンテンツをオンラインで共有することは国民の信頼を損なうものであり、そうした行為を行った政府関係者は自らの行為を認めなければならないと、宮殿関係者は月曜日に述べた。
クレア・カストロ宮殿報道官は、ロナルド・「バト」・デラ・ロサ上院議員とセバスティアン・「バステ」・ドゥテルテ・ダバオ市長が、AIが生成したと思われる動画をFacebookで共有したことについて、反応を求められた際にこの発言をした。
カストロ報道官は記者会見でフィリピン語で、「このようなもの、つまり偽情報やフェイクニュースを共有することは、政府関係者が行うべきではありませ ん。偽情報やフェイクニュースが高官自身から発信されることは懸念すべきことであり、信頼をさらに損なうものです」と述べた。
「彼らがそうした行為をし、私たちには何もできません。ですから、彼らが共有した動画が虚偽であり、本物ではないことを認めることは、少なくとも彼らにできるはずです」と付け加えた。
カストロ氏はさらに、公務員はオンラインでリポストする内容に責任を持つべきだと強調した。特に、彼らはその立場上、人々に影響を与える力を持っているからだ。
「これは彼らの責任です。なぜなら、彼らは指導者であり、国民に向けて発する言葉の一つ一つが、誰の耳にも目にも真実として受け止められるからです。ですから、彼らは国民と共有するあらゆる情報に責任を持たなければなりません」と、彼女は記者会見で述べた。
デラ・ロサ前首相とドゥテルテ大統領は、週末、AIが生成したと思われる動画を投稿したことで批判を浴びた。
動画には、2人の男子学生がサラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾を支持しない理由を説明する「インタビュー」が収録されていた。キャプションには「#AI」というハッシュタグが付けられていた。
にもかかわらず、デラ・ロサ前首相は、フィリピン語で「子供たちが何が起こっているのか理解していてよかった。よく聞きなさい、黄色人種と共産主義者たち!」と若者たちを称賛するキャプションを付けて、動画をリポストした。
一方、ドゥテルテ大統領はすでにフェイスブックのプロフィールからこの共有動画を削除している。